「Week3:嘉納治五郎の弟子たち」
1964年・東京オリンピックの柔道・無差別級で優勝した、オランダの選手アントン・へーシング。
決勝の時、オランダの関係者が、彼の勝ちを確信して喜び、畳に駆け寄ってきた。
彼はそれを手で「待て」「まだ試合は終わっていないんだ」と制し、畳に上がるのを止めた。
そして相手の日本人選手と互いに礼をし、握手をして健闘を称えた。
つい最近の平昌五輪で、まだあと二人の選手が演技をひかえているのに、自分の勝利を確信して、リンクの上で「勝った、勝った」と叫んだ選手がいた。
メディアで広く賞賛されている、有名な選手の行動であるだけに、とても残念なことだと思う。
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