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東北大学「男と女の文化史」の一週目は「源氏物語」

「男と女の文化史」の第一週目のテーマは「源氏物語」。

1-0. イントロダクション
1-1. 『源氏物語』の本文
1-2. 『源氏物語』成立と流布
1-3. 国宝『源氏物語絵巻』の柏木
1-4. 「桜人」巻と玉鬘の物語
1-5. 「輝く日の宮」と上の品の女性たち
1-6. 「巣守」巻の巣守三位と男たち
1-7. 『雲隠六帖』の物語世界
1-8. 『山路の露』という続編
1-9. 『山路の露』の浮舟
1-10. まとめ

源氏物語・五十四帖に留まらず、散逸してしまったらしい本や、続編、注釈書などについて、広い目線からの講義だった。

高校で習った源氏物語しか知らないのでとても興味深い。

なるほどこれが、源氏物語を文化史的に読み解く試みのひとつなのだろう。

 

参考図書に挙げられている「平安文学の古注釈と受容」を少しずつ読んでいるけれど、これもまた面白い。

源氏物語は、紫式部が書いた固定的な書物なのではなく、変遷し曲折しあるいは増殖もして、さまざまな顔を持ち、壮大な物語世界を展開している。

だから、多くの作家が現代語訳を出したり、海外で翻訳されたり、映画や漫画にされたりして、今もちゃんと息づいているのだと思う。 

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