52万人と1500人の謎
急に、開講される講座がIT系ばかりになって、受講できそうな講座がなくなってしまった。
そんなgaccoのトップページには、「会員数52万人突破!」とあるから驚いてしまう。
北海道大学の「戦争倫理学」の講座は再開講なので、講義は聞かないでディスカッションだけ読んでいる。
そこに、受講者は何人ぐらいいるのかと質問があって、その回答は、「登録者は1500人くらいで、初回開講時の半分」とのことだった。
52万人もの会員がいるのに、実際に講座に登録したのは1500人でしかないとは。
初回登録者が3000人だったとしても、それでもあまりに少なすぎる。
会員の100分の一も実際には利用しないサイトで、会員数だけ増えても意味がないのに。
もうひとつ驚いた事がある。
会員数50万人突破のプレスリリースで、「年齢構成は40代が最も多く、30~50代で約7割を占めています」とあることだ。
ディスカッションを読んでいると、自分の事を「すでに還暦を越え」「80代で」などと言っている人がとても多いので、そんな実感はまったくなかった。
そういう、高年齢の人ばかりが投稿しているのか、それとも、最も多いという40代の人は、自分の年齢の事など書きこまないのか。
どちらなのかなあと思う。
東京未来大学「心理学スパイラルアップー多角的な視点からの接近」の修了証をもらった
四つの心理学領域からのアプローチを試みる講座、心理学スパイラルアップの修了証が発行された。
最終課題で、講義全体を通しての復習ができる構成になっているのがよかったと思う。
心理学の講座は何度か開講されているけれど、なんだかマスターできたような気がしない。
gaccoではないけれど同じJMOOCで開講されていた、向後千春先生のアドラー心理学の講座、あんな講義をgaccoで受講できたらいいのにと思う。
さて、これで今、私がgaccoで受講できるような講座はひとつもなくなってしまった。
開講されているのはIT系の講義ばかりで、こんなふうに極端なのがgaccoの困ってしまうところ。
しばらくお休みするしかないようだ。