レポートの模範解答が公開されている
「ようこそ、科学技術コミュニケーション」の最終レポートの、模範解答例が公開されている。
レポートのどこをポイントにして採点・評価すればいいのか、わかりやすい例示にもなっている。
最初に気がつくのは、この模範例のレポートの文体が「です、ます体」であるということだ。
レポートとは論述するものであり文学作品ではないのだから、「だ、である体」で書くのが当然だと思っていた。
だから、他の受講者のレポートを採点していて「です、ます」で書いてあるレポートに遭遇すると、その点をコメントに書いて今後の改善を促すようにしていた。
「です、ます体」で語りかけてくるようなレポートを読んでも、レポートらしくなくて、なんだか論点がぼやけてしまうような気がする。
もうひとつ、このレポートでは、引用元の表示、つまり参考文献や引用元のURLを明示するように求められていて、それがなければ減点の対象になっている。
そのような指示、条件が、課題には書いてなかったのにもかかわらず。
確かに、大学で単位を取得するためにレポートを出すのなら、参考文献を挙げるのは当然のことなのだけれど、gaccoのレポートでそれが常識だとは思っていなかった。
ちょっと考え込んでしまう模範解答だった。