「アクティブで深い学びのデザイン」を覗いてみたらそこに「日本中世の自由と平等」の話題が
教育系の講座はこれまでにも受講したことがあるけれど、興味が最後まで続かなかったので、この「アクティブで深い学びのデザイン」も、受講し修了するつもりはない。
でも、gaccoそのものには関心があるので、とりあえず登録だけして様子を見ていた。
すると、ディスカッションに、クイズの出題についての批判がたくさん書きこまれている。
アクティブラーニングの講座という事で、受講者はクイズにも新しさを期待していたのだろう。
ところが、従来あったような、正しいものを選べ、間違っているものはどれかというような形式のクイズが出題されている。
それで、記憶重視だとか受験テクニックだとか、さんざんな言われようだ。
すると講座スタッフから、この形式は第一回のgacco講座・東京大学「日本中世の自由と平等」に準拠している、と回答があった。
私は2014年に初めて開講された「日本中世の自由と平等」でgaccoと出会った、あの時の数千人の受講者のひとりだ。
まだ相互採点ではなく、その数千人のレポートを、手分けして採点してくださったという、あの講座。
もしかしたら、本郷和人先生ご自身がレポートを読んでくださったのかもしれないという、gaccoが誕生したあの時。
確かにあの時も、クイズ出題の意図が不明瞭だったり、いろいろ問題はあった。
でもその経験を経て、gaccoは反省され改善されて、どうにかここまで来たのだと思う。
ただし、あの頃のような、受講生が自主勉強会をやるような熱気は、今はもうなくなってしまっているのだけれど。